M.Craft
今年も半年終わってますが、大体昔の記憶を呼び起こすときに用いる単位はYEARであります。西暦何年のあの大会は誰が優勝したとか、準優勝だと人々の記憶に残らないだとか、今度の大会で誰かが引退するとか、あんときの試合はすげー良かったからビデオに録画してあるとか。昔話をするときに思い出すキーワードは何ですか。
人類の歴史に残るような出来事ってどういう事柄なのでしょう。歴史年表を編纂した人はなんでこの一文をここに書いてんだろうとか、思ったことはないですか。宇宙開発年表とか見ると凄く燃えるもんがあるじゃないですか、なんとなく年表だけでも楽しめるのです。もう全く覚えてないですけど。
ミュージックというジャンルにも、たまにポピュラー音楽史なんてものがあったりして、何年の名盤なんてものがあるわけですが。大抵読んでも、くくりはでかいし、そんなに一方通行に見えるように端折って良いのかよとか考え出すし、燃えるもんがあんまりないのですが。どうやらミュージックというジャンルに関しては、誰かさんが書いた年表なんて物は当てにはならないみたいだぜ…。何の当てになるかとかはないけどなんとなく。自分で記録するしかないみたいだぜ…。
2005。2005に好きになったバンド、と言えばThe Magic Numbersがあるんですが。アルバムがちょうど1年前の今くらいに出てて、シングルも定期的に出ました。それを集めるのが楽しかったので本当に良い記憶に残っています。たぶん2015とか2035とかにも2005を振り返ると、マジックナンバーズはすぐに出てくるであろう。恐らく…。
だから、やっぱり自分内のベスト盤とかを10枚とか、1枚でも良いけど無理矢理にでも考えて選ぶことは価値があることではないでしょうか。そう思うようになったのも良い盤にめぐり合えたおかげなのであります。かと言って「好きなバンド何」と問われてパッと答えるのはなかなか難しいのでありますが。
さて、以上はどうでも良い、糞長い前置きなのです。ということで、2006前半のベストは、M.CRAFTです。勿論、他にも好きなのは色々ありますが、思い切って1枚、1アーティスト選ぶならM.CRAFT。迷いだす前にM.CRAFT。音楽に順位なんて無いがM.CRAFT。
最近よく聴いてます。マジックナンバーズも実は歌詞がとてもせつないのですが、こちらは曲調まで穏やかでとても良い感じ。
Silver And Fire 7inch - M.Craft (679)
- A.Silver And Fire
- AA.You Are The Music
このシングルの2曲でグッと来なかったら、たぶんM.CRAFTはオススメできないとは思われますが…。どっちも好きな曲です。A面にSilver And Fireなのが実は思い切ってるんじゃないかと思ってしまう。You Are The Musicは、相当ディープなところでインスピレイションを得ないとこんな歌詞は書けまい。

- You Are the Music
- by M. Craft
- (679)
- detail (amazon.co.jp)
- You Are The Music
- You Are The Music (King Creosote)
- You Are The Music (Ali Love)
- Somewhere In Between
- CD-EP。 King CreosoteとAli Loveがカヴァーしてます。

- Silver and Fire
- by M. Craft
- (WEA International)
- detail (amazon.co.jp)
- Silver & Fire
- Emily Snow
- You Are The Music
- I Got Nobody Waiting For Me
- Love Knows How To Fight
- Lucile (Where Did The Love Go?)
- Dragonfly
- Snowbird
- Sweets
- The Soldier
- Teardrop Tatoo
- フルアルバム。ヘヴィーリピート盤。

- I Can See It All Tonight
- by M. Craft
- (679)
- detail (amazon.co.jp)
- Dragonfly
- Sweets
- Come To My Senses
- On The 389
- Out In The Sun
- Solitaire
- 2004年のミニアルバム。
7インチで知って、フルアルバムを聴きまくって、ミニアルバムをゲットしたんですが。ミニアルバムはボサノバ風味が強い感じで、フォーキーなフルアルバムのパラレルワールドみたいな印象を受けます。フルアルバムのDragonflyからミニアルバムにすりかえるとパラレルワールドへ行けます。James Bondが今回はブラジルへ行く、みたいな。Martin Craftはオーストラリア出身らしいので、ボンドで例えるとジョージ・レイゼンビー…。女王陛下の奴。あの結婚したときの奴。異質な空気の奴。ウィキペディアで見るとアドレスが簡単で内容も充実しててナイスです。007 (jp / en)
無駄で間違った例えをやってしまいましたが、なんとなくそれくらいスタイリッシュな雰囲気なのです。良い腕時計つけてるみたいな。「ちょい悪い英国紳士=James Bondってのは永遠の例え」で良いんです。引き出しにはそれしか入れてない。入ってないんじゃなくて入れてない。永遠の憧れ。
数年前にスピルバーグのA.Iって映画があったじゃないですか。ハーレイ・ジョエル・オスメント君がリアルでキモいロボットを演じる奴。おもっくそネタバレをしますが、あれの最後のシーン、文明が滅びてしまっている何万年後かの地球に、他の惑星の人が訪れてオスメントロボの願いを叶えるシーンがあります。映画館で見た当時、ロボットに感情移入できずに傍観してしまった僕は、あのシーンは完全にサッパリ意味不明の蛇足じゃないかと思ってしまったのですが。今あの映画の話を思えば、ロボットに感情移入できるかどうかのテーマの部分は置いといて、何かしらの意思がある物が昔に作られて、それがちゃんと残ることができれば未来に利用されることがあるという部分はちゃんと納得できます。今更来る読後感。
技術は進歩して今まで残すことができなかった物も残しやすくなるはずで、このブログも僕が死んで恥ずかしがることもできなくなった後にも残ってるはず。たまたま今はインターネットの歴史も浅くて、失われてしまってる江戸時代の初代壱エモンの日記とかは勿論インターネットにデータも無いけど、現代人はブログを書いてしまっている。たぶんこのテキストデータの類だと残り易いんじゃなかろうか。CDとかレコードって何年残るかはわからないけど、名盤こそはたくさんコピーされて残りやすい物となるに違いない。
と、2036にこのブログを読んでる人に言っとく。なんとなくBloggerが残っていそうな30年後に宛先を設定。そして年末、12月頃にまたこのブログで「今年はこれが良かったな~」とか書いて失笑を買います。
Technorati Tags:M.Craft
0 comments:
Post a Comment